和の世界
皆さま、こんにちは、岡部です。
8月もそろそろ後半ですね。
お盆休みの間、ピアノの練習をさぼっていて、覚悟はしていたけれど、練習がきつーい!
しかしながら、やらねばいけないので、奮い立たせて練習をしています。
そんな最中、一つの楽しみがあります。
それは、和菓子にお抹茶です。
わたくしは洋菓子も好きですが、和菓子も大好きです。
和菓子の中でも特に「上生菓子」は一つ一つ丹精が込められていて、四季との結びつきも強く、季節ごとにその時期ならでは景物が表現されています。
様々な製法を駆使して味だけでなく視覚的な美しさが豊かな季節感をもって表現されていて正に芸術作品です。
その他にも和の物を収集していて愛用しているものがあります。
その一つが手ぬぐいです。手ぬぐいは日本の昔の人の知恵が詰まった優秀な物だと思います。
手を拭いたり汗を拭ったりするだけでなく、風呂敷のように物を包んだり、怪我をした時には包帯にもなります。
時代劇でよく出てくるように下駄の鼻緒が切れてしまった時には、手ぬぐいを縦に割き、鼻緒の代わりも務めます。
また手ぬぐいの良さは使い込むほど柔らかくなり、吸収力があり、すぐに乾くという利点があります。
そして最後に古くなったら、雑巾にします。
わたくしのお気に入りは、浅草のお店の物で、一枚づつ手作業で染められている藍染が大好きで愛用しています。
それからもう一つ、和食器も集めています。
砥部焼(愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器)が特に好きで、中でもアザミ柄の器に魅力を感じます。
砥部焼はやや厚手の白磁(ハクジ)に薄い藍色の手書きの図案が特徴です。
他の磁器と比較して頑丈で重量感があり、ひびや欠けが入りにくいので夫婦喧嘩で投げつけても割れないという話から、別名「喧嘩器」とも呼ばれているそうです。
洋楽器であるピアノでクラシックという洋楽の練習をしていても、和の物を見たり触れたりするとそれはそれでまた癒され、落ち着き心静かにふつふつとやる気が沸いてきます。
やはり日本人ですね。
和の世界って、わたくしにとっては至福の時空の一つです。
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イプシロン ピアノクラブ
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