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2016年02月08日

発表会の譜読み

皆様、こんにちは、岡部です。
暦の上では春なのに、毎日毎日、寒いですね。

イプシロンピアノクラブ教室の大イベント、発表会に向けて曲決め、練習に取り掛かっています。

そこで、私からですが、最初の譜読みの重要性についてお話したいと思います。
早く仕上げたいという気持ちはやまやまでしょうが丁寧にゆっくり、楽譜を隈なく読み取ることがとても重要だと感じています。

作曲者は思い描いた音楽をただしく奏者に伝えるために楽譜に残しますす。楽譜は古代ギリシャ時代より変
還を遂げながらも私の見ている現代の楽譜の形になりました。
音楽は“時間”の芸術です。時間を表すためには、多種多様な長さの音符、拍、拍子、そして時間の枠を示す小節線かあります。また、楽譜には、“旋律(メロディー)”の音だけでなく、縦にもたくさんの音が配置されています。その縦に並んだ音は和音を生み出すのです。横の音の配置と縦の音の積み重ねの二つの要素が、楽譜に書き込まれています。
この他にも楽譜には細かく書かれてあるのでいつも宝物探しをする気持ちで楽譜に向き合わないと見落としてしまう可能性があります。デスから最初の譜読みは特に慎重に取り組みたいものですね。
楽譜はとても細かくて、面倒でまどろっこしくて譜読みするのに抵抗のある方、楽譜というのは世界共通のコミュニケーションのツールでもあります。楽譜によって自分の音楽を全く知らない、どこの国かも判らない人 たちにも音符を通してきっちり伝えることが可能になるという要素があります。
そうなると、“楽譜・楽典”というのは極めて重要なもので、ある意味ロマンチックなものに思えてきます。
というわけで、楽譜を正確に読み取ることを“難しい”とか“面倒”とか思わず、名曲の響きを思い浮かべながら、一緒に音楽の構成をみて、頑張って発表会の曲を練習して活きましょう。

 

 

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イプシロン ピアノクラブ
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