2017年12月07日
北斎とジャポニスム
皆さま、こんにちは、岡部です。
山上先生のレッスンから、どうしても美術展に行きたくなり、国立西洋美術館で
開催中の特別展「北斎とジャポニスム」を観覧に行って参りました。
葛飾北斎の浮世絵をはじめとする様々な絵画(漫画もあります)が、19世紀後半に
偉大な西洋の芸術家であるモネ、ゴッホ、セザンヌ、ピサロ、ゴーガンなどに影
響を与えたことが、作品を見比べてよく解りました。
それを観て、やはり北斎は天才だな！と再認識させられました。
エドガー・ドガの「踊り子たち、ピンクと緑」は、踊り子の綺麗な姿を描写する
のではなく、休憩している、ふとした気の抜けただらしない姿を画いているのが
面白く、人間らしさが伝わってきました。
ドガは、北斎の「ふんどしをしたおじさん」の後ろ姿のポーズに感化され、影響
を受け、同じ構図の絵を描いたたのだということが容易に想像できます。
また、山上先生にもお伺いしていた通り、ドビュッシーも北斎に影響を受けてい
たという事がよく解りました。北斎の代表的な海の絵から、ドビュッシーの交響
曲が流れてくるようにも感じました。
有名な画家だけに留まらず、音楽家にまで影響を与えてるなんて凄いですね。
わたくしも、北斎と西洋の絵画を見て、背筋がピンと伸びる思いになり、また、
ピアノを頑張ろう！という気持ちになりました。
皆さまも、よろしかったら是非、「北斎とジャポニスム」に足を運んで下さいませ。
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イプシロン ピアノクラブ
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