さいたまでピアノ、バイオリン、ボイトレが出来る音楽教室はイプシロン・ムジィークInc。

2017年10月29日

トリオマックス・ブルッフ演奏会

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イプシロン ピアノクラブ
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図書センタービル1階
TEL:048-826-0023
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皆さま、こんにちは、岡部です。

 

週末はまたまた台風が上陸する恐れがあり大雨にならないか心配な状況です。

 

さて・・・

待ちに待った山上有紀子先生のトリオマックス・ブルッフ演奏会があり、行って参りました。

open前から外には沢山の人が列を作って、ワクワクしながら、わたくしも並んでいました。

 

初日の小さな楽器博物館(ナトリピアノ)は、とてもクラシカルなホールでとても貴重な年代物のピアノが展示してあり、本当に素敵な会場でした。

 

予想を上回る、山上先生の美しいドレス姿に息を呑み、演奏会が始まりました。

 

3人の息のあった、個性豊かな演奏に引き込まれました。

ビオラの人声に近い音色と、クラリネットの奥ゆかしく心地よい音色と、ピアノの全楽器を表現する音色がマッチしていました。

山上先生のソロに鳥肌が立ち、ジャック氏のエナジーの叙情的で哀愁漂う演奏に涙し、ヒューゴ氏のテクニカルでリズム感のある情熱的な演奏に感激いたしました。

 

次の日のこけし屋サロンのコンサートも、また違う音響で、素晴らしい演奏会でした。

こけし屋さんの老舗の美味しいケーキもいただき、本当に幸せな一時を過ごさせていただきました。

 

山上先生とジャック氏とヒューゴ氏が同じパッションを分かちあっているのだということをブルック(8つの小曲集)のユニゾンで強く感じました。

 

音楽には国境がなく、言葉では伝えられないことでも、音楽でなら伝えることができるんだと再認識させられました。

作曲者が楽譜に書いたものがとても大事で、それに忠実でなければならないということを改めて感じました。

 

そして、山上先生に教えてもらった言葉で、独りよがりで勝手に解釈するのではなく、楽譜に書いてある音をただ弾くのでもなく、裏に書いてあるメッセージというか、作曲者が何を伝えたいかということを楽譜だけではなく、本を読んだり背景を調べたりして、もっと音楽を追求していきたいな‼と痛切に思いました。

 

本当に山上先生の門下生で良かったな、幸せだなと、演奏会に行って感じた次第です。

 

最後の演奏会がまだあります。

ピアノトリオの、入魂の演奏をもっともっと聴きたいものです。

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