発掘と発見
こんにちは!
与野教室の田中 麻佑子です。
先週のことですが、11月の初雪には驚きました。すっかり冷え込むようになりましたね。
ニュースでもよく聞きますが、今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いそうです。
先日は、葡萄の会のコンサートでした。
私はリスト作曲のラ・カンパネラを演奏しました。
大変有名な作品ですので、知っているかたも多くいらっしゃると思います。この作品は、世界中の人から愛されている名曲ですよね。
また、たくさんのピアニストたちからも愛され演奏されていて、私の師匠である山上 有紀子先生(イプシロン・ムジィーク代表)もまた、先生のコンサートのレパートリーの1つとして、ラ・カンパネラを大切に弾き続けられています。
その山上先生の演奏を幼い頃から聴き、憧れてきたわけで、
この度、ついに「えいっ!」と挑戦してみました。
コンサートで演奏するたびに感じることですが、毎回毎回が自分にとっては勉強です。
また、同じ曲を二度三度、何度演奏しても、同じ様には演奏出来ても同じ演奏は出来ません。
今回の演奏後も色々なことを感じましたが、一番強く残ったものは、違和感でした。
これじゃない。と思いました。
身体と心が伴わないような、演奏と感情に隔たりがあり、歌と呼吸が一致しなかったのです。
終わったあとに先生とお話ししてわかったことは、
私は私。
誰にとっても当たり前のことですよね。
小さいときから先生のラ・カンパネラを聴いていた私は、耳と心に残った先生の演奏をごく自然に、当たり前のようにどこか追いかけ真似ようとしてたところが無意識にあったようでした。
(クォリティーは別問題として。)
私は私であって、先生にはなれないし、なる必要がない。
来年の1月にラ・カンパネラを演奏する予定です。
その日までに、私の中にある、私だけのラ・カンパネラを見つけたいと思います。
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イプシロン ピアノクラブ
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