ひなまつり♪の再発見
こんにちは。与野教室ピアノ講師の田中麻佑子です。
昨日はまた一段と寒く、雪がちらついたり雨も止まなくて、1日を通して寒さが身に染みた日でした。
それでも、今日の青空を見ると、1日また1日と春が近づいているように感じられますね。(発表会まで残り約2ヶ月!一緒に頑張りましょう。)
今、リトミックでも歌ったり聴いたりしている曲の「うれしいひなまつり」、この曲は聴いていてかなり和風テイストだなぁと思わせる曲です。
普段耳にする曲や、生徒さんが練習している楽譜にも多いものは長•短音階で7つの音(ハ長調でしたら♪ド•レ•ミ•ファ•ソ•ラ•シ)から構成されています。
ですが、日本の伝統的な音階は5つの音で構成されている「五音階」と言い、それを基にしている作品が多く、この「うれしいひなまつり」も伝統的な五音階から派生された音階から作られています。
クラシック音楽の7音の音階と比べると2音足りないのですが、どの2音を抜いているかわかりますか?
正解は、4と7です!
4をヨ、7をナと表し、♪ヨナ抜き音階(短音階)と呼ばれていて、これは昔に数字を「ひい、ふう、みぃ、よ…」と数えていたことに由来するそうです。
♪ド•レ•ミ(♭)•ソ•ラ(♭)
鍵盤でぜひ弾いてみてください。「和」だ!と感じられると思います。
小さい時から歌ったり知っていたこの曲、私はただ単純に短音階だと思ってしまっていたのですが、今回楽譜を開いて改めて気付きました。
この昔風な♪ヨナ抜き音階、「千本桜」や「君が代」、「パプリカ」など、調べてみますと現在でも使われている現役の音階なので、また新しい曲の中でも出会えそうです。
インフルエンザや感染症がまだまだ流行っている時期です。ご無理はなさらず、出席停止期間や学級閉鎖の時は、オンラインでのレッスンも可能ですので、担当講師にどうぞご相談ください。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
イプシロン ピアノクラブ
http://www.ypsilonpianoclub.com/
住所:埼玉県さいたま市中央区下落合3-4-1
図書センタービル1階
TEL:048-826-0023
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇