パイプオルガン
こんにちは、ピアノ講師の下川です。
クリスマスソングが様々なところで耳に入ってくるこの季節、もともと教会音楽である讃美歌を聴く方も多いのではないでしょうか?今日は、以前ブログでも少し登場しましたが、教会音楽に欠かせないパイプオルガンを紹介します。
パイプオルガンは、今から2200年以上も前に発明された楽器です。中央にあるピアノのような鍵盤と足で弾く鍵盤を使って弾きますが、背後にあるパイプに風を通すことで音が鳴ります。パイプに通す風は今でこそ電気で送っていますが、昔は人の力で風を起こして送っていました。
そして鍵盤の両側などにある「ストップ」と呼ばれるボタンのようなものはどのパイプを鳴らすか決める装置で、様々な音色を選ぶことができます。オーボエ、フルート、ピッコロ、弦楽器…様々な他の楽器の名前が付けられたストップがあり、まさに1人でオーケストラのような演奏をすることができます。
さて、ピアノと同じような鍵盤なら、ピアノと同じように弾けば色々な曲が演奏できると思いきや…足鍵盤を使う、強弱はペダルの上げ下げでつける、どんなストップすなわち音色を選んで演奏するかは奏者に委ねられている、鍵盤はパイプの蓋を開けるような感覚で押す…など違うことがたくさんあります!
先日私も演奏する機会がありましたが、ピアノとまた全然違ったダイナミックさ、面白さがあり弾いていてとてもわくわくしました。
オルガンを弾く時の考え方、耳の使い方もまた、ピアノの演奏に深く関係づけられる予感がしています。
学校によっては、もしかしたら音楽室に電子オルガンを置いてあるところもあるかもしれませんね。ぜひ、一度さわってみてほしいな、楽しんでみてほしいなと思います。
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イプシロン ピアノクラブ
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