2019年03月07日
ピアノのハンマー
何年か、何十年ぶりか、いつぶりなのか忘れてしまいましたが、実家のグランドピアノのハンマーを全部新しいものに交換しました。
いつもお世話になっている調律師さんに来ていただいて調律も含め5.6時間かけてグランドピアノの中を丁寧にやり変えて頂きました。
・ハンマーとは
[鍵盤を押すと、その奥にあるハンマーが下から弦を打ちます。けれどもこれだけではまだ小さな音でしかありません。
弦の片方の端は駒で支えられていて、その駒は響板に載っています。弦の振動は駒を介して響板に伝わり、響板が空気を振動させることで大きな音が鳴るのです。ピアノは、響板を中心に、楽器全体が振動して音を出しているのですよ。]※YAMAHAさんの楽器解体全書より引用
細やかに調律して頂いたピアノの音はまるで新品の別物のピアノのよう。
少しのタッチの変化も忠実に音色に現れるような、繊細さがありました。
普段なかなか手にとる機会がないピアノのハンマー。学生時代から長くお世話になっていたピアノの要の部品たちを目の前にして、感謝の気持ちが湧きました。
普段何気なく弾いているピアノの内部ではたくさんのパーツが活躍してくれています。
イプシロンのお教室でもグランドピアノを使用しているので「何で音が鳴るのか」その仕組みをこれからも生徒さんにお話していき、楽器って面白いなぁと興味を持って弾いてもらえたらと思います。