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2016年06月01日

広重vivid

 

皆さま、こんにちは、岡部です。
早いものでもう6月になりますね。

今回は音楽から少し離れて、絵画に関するお話です。

先日、一度鑑賞してみたいと思っていた歌川広重の作品を観に六本木のサントリー美術館に行って参りました。

広重の作品は東海道五十三次などで何気に色々なところで目にしてはいましたが、ああいう個性的な絵画は大好きなので「広重Vivid」という
展示会があると聞いて、早速、足を運んだ次第です。歌川広重は江戸時代末期の浮世絵師ですが、みなさんも一度や二度はその作品を目にしたことがあると思います。

今回は広重の作品の中でも「江戸名所百景」と「六十余州名所図会」の錦絵が中心で版画の初摺(しょずり)がほとんどですが、後摺(あとずり)の作品も並べて見比べることができるものも展示されていました。同じ絵なのに全く印象が違いました。また、なんといっても、作品の多さにびっくりしました。
遠近法を使ったその大胆な構図と印象的な彩色は海外でも高い評価を得ていて、あのピカソも真似したそうです。

歌川広重の作品では、私は幕末の作品が好きです。その当時の風景やその時代を生きている人の描写が魅力的だからです。また、晩年の絵も好きです。晩年になればなるほど、濃く鮮やかな色を使っているのでとても魅力的です。特に広重の青(藍色)は印象的でとてもきれいです。海外では「ヒロシゲブルー」とも呼ばれているそうです。

美術館めぐりは私の趣味の一つですが、独りで行くも善し、気の合った人と自分のイメージを邪魔されずに鑑賞するのも楽しいものです。

音楽に戻って、私は今年「展覧会の絵」を弾こうと思っています。展覧会に行き、また違った刺激を受け、新たな気持ちでピアノに取り組もうと思います。

音楽と絵画は聴覚と視覚という違った表現方法を取りますが、人の心に訴えかけるという意味では相通じるがあります。
自分の想像の世界を作り出すヒントにもなることと思います。

皆さまも是非、たまには、音楽とは異なるアートの世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

 

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